RICOH GR III を衝動買い 横浜市港南区
話題のコンパクトカメラ RICOHの GR III が発売された。GR は昔から大好きなコンパクトカメラで,フィルム時代のR1(ワイドパノラマ用の遮蔽板をむしり取ると24mmレンズになるという裏技?があった)をきっかけに,高性能レンズのGR1,GR DIGITAL II,初代GR……と使ってきた。
GR III が発表された後にすぐ予約しなかったのは,バッテリー寿命(撮影枚数)が約200枚と,GRの約290枚よりもかなり少なくなっていたからだ。町並みの写真を撮る際,複数のカメラ(複数のバッテリー)は持ち歩きたくないし,少なくとも300枚,理想的には500枚以上は撮れてほしい……
そんなことを考えながら,通院帰りにヨドバシカメラに立ち寄り,発売されたばかりの GR III をいじくり回していたら,やっぱり欲しくなってしまった。
バッテリー容量の問題だけじゃなく,EVFが付いていないから太陽光の下では撮りにくいぞとか,10万円オーバーの価格とか,予約していないから今から注文しても入手するまで時間が掛かりそう……などとネガティブなことを考えてあきらめようと思ったが,欲望という名の電車は止められない。
とりあえず店員さんに「これ予約してないんですけど,今日注文したら納品までどのぐらい掛かります?」と訊ねたら,待ってましたとばかりに「えへへ,在庫ありますよ」との回答。で,衝動買いしてしまった。
さっそく箱から出して,持ち歩いていた初代GR(赤リング)と並べたのが冒頭の写真である。多少小さくはなっているが,見た目はほとんど変わりがない。GRらしさがそっくりそのまま引き継がれている。
上永谷駅に戻り,駅のホームから GR III で記念すべき最初の1枚を撮影。ISOオートでISO1250になっている。APS-Cサイズのセンサーなので,ISO1250でも余裕のよっちゃんだ。
横浜市営地下鉄上永谷駅のホーム。梱包状態で,数十枚撮れる程度のバッテリー容量が残っている。
上永谷駅の改札口へ。
駅ビル「ベルセブン」。
上永谷駅前の藤棚。ISO1600でも余裕の画質である。
ベルセブンを振り返る。
イトーヨーカドー横の自販機群。
雨上がり。
バスロータリー。一般車両進入禁止になっている。
イトーヨーカドー前,雨に濡れるベンチ。
ヨーカドーの上空,雲の隙間から月が見えた。
RICOH GR III の写りはまったく問題なし。まあ,もともと写りに関して不安はなかったし,GRはGRである。あとは本格的に使ったときのバッテリー寿命がどうかだ。
── RICOH GR III